●職務経歴書とは？●
履歴書用紙
自分のキャリアや経験などを十分に伝え、アピールするツールが職務経歴書。通常JIS規格A4用紙1～2枚程度に、どんな仕事をしてきて、どんなスキルを持っているかを記載します。自分が募集要項にマッチした人材である事をアピールでき、採用担当者も選考の参考にするため、転職活動には欠かせない書類です。様式はありませんが、行間や余白を生かして、見やすいフォーマットになるよう、工夫してください。
職務経歴書作成前の準備
職務経歴書は、内容を応募先企業が求めている人物像に合わせ、記載内容を調整する必要があります。そのため書き始める前に、採用情報に書かれている「求める資格」「業務内容」などから、応募先企業が求めている人物像を分析しておく必要があります。実際の業務につながるキャリアを書く事で、企業にとって有益な人材である事をアピールできます。
職務経歴書に書くべき内容・項目
職務経歴書に書くべき内容・項目は、ある程度決まっていますが、人事担当者や現場の上司となる人が、今までのキャリア、仕事を任せられるか、前向きに働いてもらえるかを判断できるよう内容をまとめましょう。
記載内容
① 日付…提出日または郵送日を書きます。
② 姓名表記…戸籍の登録を書きます※旧字体も正確に
③ 住所・電話…市外局番から記入しましょう。携帯電話やメールアドレスがある場合は、それも記載しておきましょう。
④ 学歴…小・中学校は学校名と卒業年のみでかまいません。高校からは入学年・学科も書きましょう。
⑤ 職歴…入社した会社名・配属部署・職務・昇進などを年代順に記入します。
※派遣スタッフで働いていた場合は、派遣会社への登録年月・派遣先名・契約満了年月を記載しましょう。
※スペースが足りない場合やキャリアをもっと伝えたい場合は、別途「職務経歴書」を作りましょう。
⑥ 免許・資格…職務に直結するものを優先的に記入します。
⑦ 趣味・スポーツ…日常を伝える重要なデータなので、具体的に記載しましょう。音楽や映画などの場合はジャンルも書きましょう。
⑧ 退職理由…「一身上の都合」が一般的ですが、倒産などの場合は「会社都合により」として構いません。
⑨ 志望動機…面接官が注目するポイントです。その会社や仕事を選んだ動機・理由を具体的に書きましょう。
⑩ 希望欄…勤務地・職種などは、その理由を入れるのもよいでしょう。
⑪ 押印…押印する場合には名前が斜めにならないよう、丁寧に押しましょう。三文判でもかまいませんが、スタンプ式は避けたほうが賢明です。
